潮来の「フォー」 召し上がれ

茨城新聞
2018年4月25日

潮来市前川の「道の駅いたこ」のグラスハウスで、23日、ベトナムの麺料理「フォー」の販売が始まった。市内で生産したコメから作った生麺を使用。日本国内のフォーは乾麺が一般的で、生麺での提供は珍しいという。道の駅の担当者は「生麺は非常にやわらかいので、幼児や年配の方にもお薦め。ここでしか食べられないフォーを、ぜひ家族で召し上がって」と呼び掛けている。

フォーは、米どころとして知られる潮来市のPRやコメの消費拡大を目的に、同市や商工会などが一昨年から取り組む「水郷潮来プライド米プロジェクト事業」で開発した。

コメの品種は「ベトナムで実際に食べられているものに近い味」(担当者)の「夢十色」。製粉機と製麺機はベトナムまで行き、直接買い付けた。スープは、都内のベトナム料理店シェフや市内のベトナム人らからアドバイスを受け、日本人好みに調整した。

日本で一般的な乾麺と異なり、非常にやわらかい食感の生麺は、本場で食べられている麺に引けを取らないという。スープは牛骨ベース。牛肉やモヤシ、タマネギなどの具材を乗せた。トッピング用のパクチーを好きなだけ乗せられるほか、ナンプラーやレモン汁といった調味料も好みで追加できる。1杯500円(税込み)。販売時間は午前11時~午後3時。

エビやキュウリ、米粉の麺などが入った生春巻きとのセット(650円)も販売する。

フォーの完成を記念して、27日には、ベトナム大使館から1等書記官を招いたセレモニーを開く予定。さらに27、28の両日は先着100人に潮来産の野菜をプレゼントする。

担当者は「調べた限りでは、ほかに生麺を使ったフォーを提供している所は見つからなかった。大型連休もあるので、ぜひ足を運んで」と話した。

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