3県またぐ全長307キロ みなかみ-長野-新潟 トレイル 9月開通 観光に期待

上毛新聞
2018年3月22日

みなかみ町と長野、新潟両県の計7市町村の広域観光をPRする「雪国観光圏」は20日、3県をまたぐ全長307キロのロングトレイルコース「スノーカントリートレイル(SCT)」を9月に開通させると発表した。既存の山道や古道を結ぶ環状コースで、温泉地などと山を行き来するモデルコースも紹介し、観光振興につなげる。9月8日にみなかみ町で開通式を開く。

SCTはみなかみ町と長野県栄村、新潟県の魚沼市、南魚沼市、湯沢町、十日町市、津南町を1周できる。自然の適正利用と観光活性化のために、7市町村や各地の観光団体などでつくる同観光圏推進協議会が設置する。
初心者向けと中級者向けのルートがあり、原則、雪のない7月から10月末までの利用とする。20日から1カ月かけて一気に走破する「スルーハイク」の認定証を発行したり、コースの一部を楽しむ「セッションハイク」のモデルコースを設定したりする。セッションハイクを楽しむイベントも企画する。今後は一部コースが重なり、今夏に開通する「ぐんま県境稜線(りょうせん)トレイル」や、「信越トレイル」とも接続する計画だ。
SCTは2013年に開通が発表されたが、許認可などの面で課題が残り、撤回された。毎月の会合でルートを練り直し、新コースでの開通を目指してきた。
都内で20日に記者発表会を開いた同観光圏の井口智裕代表理事は、「まだ手作りで始まったばかりだが、協力し合って10年後、20年後に良かったと言えるようなトレイルコースにしたい」と話した。

「100年後も残る道にしたい」と意気込む雪国観光圏のメンバー

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