藩主供養 軽やかに 大田原の光真寺「城鍬舞」奉納

下野新聞
2018年2月24日

 大田原藩主の菩提(ぼだい)寺である大田原市山の手2丁目の光真寺で23日、墓前祭が行われ、県指定無形民俗文化財の城鍬舞(しろくわまい)が奉納された。

 舞は大田原資清(おおたわらすけきよ)が大田原城の建設に携わった農民たちを落成祝いの宴でねぎらった際、上機嫌になった農民・藤兵衛(とうべえ)が宴席で舞った踊りが起源という。この日は、笛や太鼓の軽快な演奏に合わせて藤兵衛役が軽やかに舞い、両脇に並ぶ少女役の女子児童たちが鍬(くわ)の刃を鉄棒でたたいてはやし立てた。

 上石上城鍬舞保存会の片岡正一(かたおかしょういち)会長(63)は「年々披露の場が増えている。生まれ育った地区への愛着にもつながるので、今後も継承していきたい」と話していた。

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