日光 厳寒の贈り物 天然氷切り出し 2週間ほど早く

下野新聞
2017年12月30日

 日光の冬の風物詩、天然氷の切り出しが29日、日光市山久保、「松月氷室」(吉新昌夫(よしあらまさお)社長)の氷池で始まった。厳しい冷え込みが続き、天候も安定していたため例年よりも2週間ほど早い実施となり、透き通る氷が次々と氷室へ運び出された。

 天然氷は自然の寒さでゆっくりと凍り、硬く溶けにくいのが特徴だという。この日も温度計がマイナス8度を差す中、吉新社長をはじめ従業員ら約10人で作業を開始。2週間ほどかかって氷池の一面に張った厚さ約15センチの氷を、縦約78センチ、横約50センチに切り、氷室へ運び出した。

 「今年は寒さが続き、いい氷ができた。日光の冬の恵みの天然氷をぜひ味わって」と吉新社長。作業は31日まで続き、約2700枚が切り出される。この氷池ではもう一度、氷が作られるという。出荷は2月から7月にかけて行われ、人気のかき氷などで提供される。

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