穏やかな新年に冬至祭にぎわう 栃木・聖徳太子神社

2017年12月19日

 【栃木】柏倉町の聖徳太子神社で17日、冬至祭が行われ、多くの参拝者でにぎわった。

 同神社は鎌倉時代に建立されたと伝えられ、建築の神とされる聖徳太子を祭る。同祭は冬至に合わせ行われる伝統行事で、近年は第3日曜に実施。例年関東一円の講から約300人が訪れる。

 この日は小学生のみこによる舞の後、関係者が山の中腹にある拝殿に上り神事を実施。八木節演奏やよさこいが披露されたほか、氏子の女性による手作りの赤飯や煮物などが振る舞われた。

 友人らと訪れた湊町、無職山田(やまだ)カツ代(よ)さん(75)は「毎年来ている。来年も体を大切に元気に過ごせるよう願う」と話した。