《上州真田》甲冑 上手にできた 11月の武者行列で披露 沼田

上毛新聞
2017年8月21日

小学生の親子を対象とした手作り甲冑(かっちゅう)教室(沼田市主催)の最終回が19日、同市役所で開かれ、真田氏の赤備えをイメージした甲冑作りに親子6組12人が取り組んだ=写真。
教室は上州沼田手作り甲冑愛好会(鈴木章夫会長)が講師となり、7月中旬から全4回の日程で実施。これまでは段ボールに赤と黒のテープを貼り色を付け、胸の部分に真田の家紋「六文銭」を描いてきた。
最終回のこの日は、穴にひもを通してパーツをつなぐ作業を行った。参加者は通す穴の場所や結び方を確認しながら、集中して取り組んでいた。
沼田小2年の山下耕太朗君は「真田幸村が大好き。甲冑を着た姿をみんなに見てほしい」と話していた。
教室は地元ゆかりの戦国武将、真田氏について理解を深めてもらおうと昨年に続き企画された。児童は11月に市内で開かれるイベント「上州沼田真田まつり」で行われる武者行列に出来上がった甲冑を着て参加する予定。

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