リンゴ園、摘花に汗 大子

茨城新聞
2017年5月6日

「奥久慈りんご」として知られる大子町特産のリンゴが花を咲かせている。例年より約1週間遅れ。新緑と白い花に包まれた観光リンゴ園では、摘花作業に追われている。

花数を減らし、養分を集中させることで、実を大きくして品質を高める。同町盛金の「奥久慈りんご園」では、塙正比古さん(68)が脚立に上がり、花の咲き具合を見極めながら手早く摘んでいった。

「今年は開花が遅れたことで、晩霜の被害を受けなかった。秋は豊作が見込めそうだ」と笑顔の塙さん。作業は来週いっぱい続く。

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