「4、5年後、楽しみに」 千代田でサケ放流

上毛新聞
2017年3月10日

県水産試験場ですくすくと育ったサケ千匹が7日、千代田町と埼玉県行田市にまたがる利根大堰(おおぜき)下流の利根川で、町内の保育園の園児48人によって放流された=写真。
川の水とバケツの水をゆっくり合わせるのが放流のこつと教わった、西保育園の川崎成君(6)は「サケの体の色が変わったのが面白かった」と話していた。
放流したのは、同試験場が昨年11月に採卵し体長6センチほどに育てた稚魚。銀色の体に独特の黒い紋が輝く。重田英男場長は「4、5年後には利根川に戻ってくる。楽しみに待っていて」と園児に説明していた。

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