魅力度ランキング最下位は茨城 地域ブランド調査、4年連続

茨城新聞
2016年10月20日

民間調査会社のブランド総合研究所(東京)による今年の「地域ブランド調査」結果が19日発表され、本県は都道府県の魅力度ランキングで4年連続の最下位となった。都道府県の魅力度調査は8回目で、このうち本県は12年の46位を除き、7回目の最下位。ただ、魅力度の点数が前年から上昇、認知度など他の指標でも改善が見られ、県が「定位置」の最下位脱出に向けて取り組むイメージアップや観光振興などで、一定の効果がうかがえた。

魅力度は「その地域に魅力を感じるか」との問いに、「とても感じる」から「全く感じない」まで5段階の回答の中から選択した結果を数値化。8年連続トップの北海道など上位が軒並み点数を減らす中、本県は前年比1・8ポイント増の7・7点とし、46位の栃木県に0・1ポイントに迫った。
 同研究所によると、本県は「行ってみたいか」を問う観光意欲度が8年連続最下位と低迷が続き、相関関係の強い魅力度も伸び悩んでいる。「首都圏から比較的近い地域はいつでも行けるイメージが強く、不利な傾向がある」(同研究所)とされ、今回は45位の群馬県を含めた北関東3県が「ワースト3」を占めた。
 魅力度の2位以下は京都府、東京都、沖縄県と続き、上位4位の顔触れは前回と変わらなかった。
 ほかの指標で本県は、認知度が前年の38位から24位に上昇。前年41位の情報接触度も昨年9月の関東・東北豪雨の影響もあり、24位に上がった。居住意欲度は35位(前年39位)、産品購入意欲度は42位(同46位)だった。本県出身者を対象とする指標では、ともに前年46位だった愛着度が43位、自慢度が44位に、それぞれ上昇した。
 同研究所は「茨城県は、認知度など対外的イメージに加え、出身者の愛着度などに改善の兆しが見え、今後、最下位を脱出する余地はある」と評価した。
 県は昨年11月から、魅力度最下位を逆手に取り、「のびしろ日本一」をスローガンとするイメージアップキャンペーンを展開。観光振興を図るほか、県北6市町で開催中の茨城県北芸術祭などを通じた魅力の発信にも力を入れる。
 今回の結果を受け、橋本昌知事は「本県を訪れる観光客数は着実に増えている。結果に一喜一憂せず、本県に興味を持つ人に来てもらえるよう、効果的にPRしていく」と述べた。
 同調査は、47都道府県と計千の市区町村が対象。今年は6月24日~7月30日、インターネットで20~70代の男女に情報接触経路や訪問経験など計77項目を質問。有効回収数は3万372人。

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