常総・粟嶋神社 2年ぶり例大祭 水害復旧、歌や踊り

茨城新聞
2016年10月3日

常総市沖新田町の粟嶋神社の「豊年こいこい粟嶋さま例大祭」が2日、同じ敷地の松岳寺(関口秀禅住職)で2年ぶりに行われた。昨年は9月に発生した鬼怒川の水害で例大祭は中止となったが、今年は近隣から集まった大勢の住民がフラダンスや歌、民舞などを楽しんだ。

関口住職によると、同寺は昨年の水害で高さ2メートルまで水没し、本堂や客殿が復旧したのは同11月。敷地内にある住職の自宅は今年8月、ようやく修理が完了したという。

例大祭は今年で10回目。本堂の前に特設ステージが設けられ、80組が出演。歌やおはやしのほか、フラダンスの発表もあり、観覧席からは熱い声援が飛んだ。

近所に住む専業農家の女性は「今年の稲刈りは雨が多く、作業が大変だったが、つい先日、ようやく終わった。収穫できる喜びをご本尊さまに感謝したい」と話し、関口住職も「この例大祭は地域の方々が楽しみにしている。これからも末永く続けば」と話した。

粟嶋神社は江戸時代の建立。社殿の前には男根を模した高さ約3・4メートルの巨大な木像が立っていることでも知られる。少子化に歯止めをかけたいとの願いを込め、2006年に奉納された。

世話人代表の長岡徳樹さん(77)は「この神社はもともと古くから、子授け、縁結びの神様として信仰されてきた。多くの方々に知ってもらい、観光の名所になれば」と期待した。

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