修復、ご神体戻る 石岡・常陸国総社宮

茨城新聞
2016年9月10日

389年前の建造以来初の本殿全面修復が完了した石岡市総社2丁目の常陸国総社宮(石崎雅比古宮司)で、9日夜、工事中に仮殿に移されていたご神体を本殿に戻す「本殿遷座祭」が厳かに執り行われた。

総社宮によると、創建は約1300年前にさかのぼるが、境内最古の建造物となる本殿は1627(寛永4)年に建立され、市指定文化財でもある。老朽化と東日本大震災で建物の一部が破損し、修復を求める声が高まったため、2013年に本殿修復を決めた。今年2月にご神体を仮殿に移した上で、3月から大規模工事が行われた。

午後8時、氏子、自治体や神社関係者らが参列する中、神事が始まった。神楽殿前の仮殿に移されていたご神体は、神職が持つたいまつの火だけを頼りに、新しい本殿に静かに戻され、安置された。

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