リンゴ、ブドウで大福 昭和の赤城高原 

上毛新聞
2016年9月7日

ㅤ赤城高原農業観光協会(保坂初次会長)のイベント「リンゴ・ブドウあんぴん大福村」とリンゴ狩り園合同開園式が4日、昭和村糸井の滝寺りんご団地で開かれた。観光客らが果物入りの大福作りや、無料で振る舞われたおやきなどを楽しんだ。

ㅤ協会員や観光客はリンゴ園でもちをつき、あんこと一緒にリンゴや巨峰を入れて大福を作った。秋の味覚が入った出来たてを味わうと、子ども連れに笑顔が広がった。
ㅤ式典で保坂会長は「昭和村のおいしいリンゴやブドウなどの農産物を食べ、愛してほしい」とあいさつ。堤盛吉村長は「皆さんにとって素晴らしい実りの秋になることを祈る」と祝いの言葉を述べた。
ㅤ「あんぴん大福村」は村内の農業、観光関係者らでつくる同協会が、イチゴやサクランボなどの収穫期に合わせて開いている。
ㅤ会場となったごとうフルーツの後藤政昭社長は「今年のリンゴは生育状態が良く、甘い」と話した。リンゴ狩りは11月下旬、ブドウ狩りは今月中旬まで楽しめるという。

地図を開く 近くのニュース