来夏、日光舞台に「ウルトラマラソン」 世界遺産、奥日光、鬼怒川温泉・・・名所駆ける100キロ

下野新聞
2016年8月17日

 【日光】「日光をランナーの聖地」とする実行委員会(会長・斎藤文夫(さいとうふみお)市長)は、来年7月2日に世界遺産エリアや奥日光、鬼怒川温泉など100キロを走る「第1回日光ウルトラマラソン(仮称)」を開催することを決めた。一方、日光宇都宮道路を舞台とした「ハイウェイマラソン大会」は本年度に続いて来年度の開催も見送った。競技性よりも誘客や地域活性化に重点を置く。

 事務局の市によると、ウルトラマラソンはフルマラソン(42・195キロ)を超える距離のものを指す。山梨県の「チャレンジ富士五湖大会」や石川、岐阜両県の「白山白川郷大会」などが知られており、3千~4千人の参加がある。県内では益子町で開かれている。

 日光での開催は、旅行会社の提案を受けた実行委が、市内だけで完結でき、地域資源を生かせるとして決定した。2千人の参加を見込み、予算は総額6千万円規模となるという。

 予定コースは、今市運動公園を発着点に日光杉並木街道からいろは坂を上り、中禅寺湖東岸を折り返して二社一寺や鬼怒川温泉を走る100キロ。50キロコースの設定と、世界遺産エリアやアミューズメントパークの中を通ることを考えており、調整を進める。

 交通規制はスタート直後の数キロだけで行い、その後は交通ルールを守ってもらう。参加費は2万円前後。

 一方、「ハイウェイマラソン」は、2014、15年に開催したが、8千人の参加見込みに対して出場者は半分以下にとどまった。日光宇都宮道路での応援が自由にできないなどの課題を解決することが難しいため、実行委は「ハイウェイにこだわらない企画を検討していく」としている。

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