宵闇彩る炎の大輪 南牧で「火とぼし」

上毛新聞
2016年8月17日

ㅤ南牧村で400年以上続く火祭りで、国の選択無形民俗文化財「大日向の火とぼし」が14日、同村大日向の大日向橋で始まった。盆の宵闇に炎の軌跡が幻想的に浮かび上がった。
ㅤ地元住民が縛って火を付けたわら束を豪快に振り回すと、炎の輪が出現。見物客から大きな歓声が上がった。
ㅤ県内最大級の火祭りの火とぼしは、戦国時代の住民が武田軍に加勢し、武田軍の勝利を伝えるために行ったとされる。

ㅤ15日も午後6時ごろから同橋で行われる。

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