ワイン用ブドウ収穫 甘酸っぱい秋の香り 常陸太田

茨城新聞
2015年9月6日

常陸太田市町屋町の檜山酒造(檜山雅史社長)の農園で、ワイン用ブドウの収穫が進んでいる。深紫色の実が醸し出す甘酸っぱい香りが、山あいに秋の訪れを告げている。

同社では約40年前から、自家栽培のブドウでワインを醸造。現在は、赤ワインに使う「小公子(しょうこうし)」や白・ロゼに使う「ワイングランド」などを育てている。今年は8月末に収穫が始まり、檜山社長(66)は「豊作。天候が安定して良く育った」とにっこり。

収穫したブドウはすぐに機械で果汁を搾り、発酵用のタンクに詰められる。新酒は11月半ばごろに出来上がるという。

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