「海底のエンジェル」展示 バレンタインちなみ 県大洗水族館

茨城新聞
2016年2月13日

 14日のバレンタインデーに合わせ、大洗町磯浜町のアクアワールド県大洗水族館で、左右に広がる胸びれが天使の羽根にそっくりなサメ「エンジェル・シャーク」が展示されている。同館3階の総合案内前特設水槽「海底のエンジェル」で3月14日まで展示。担当者は「普段は海底に隠れているサメなので、近くで見られる貴重な機会」と来館を呼び掛けている。
 展示されているサメは、静岡県の駿河湾で1月下旬に捕獲された雄で、体長約40センチ。白い砂が敷き詰められた水槽で、天使のオブジェと一緒に展示されている。
 エンジェル・シャークは英名で、和名は「コロザメ」。茶褐色で白い斑点のある平らな胴体が特徴で、国内では東北から沖縄諸島にかけて水深100~300メートルのやや深い海底に生息する。砂泥の中に身を潜めて餌となる小魚などを捕食し、全長1.5~2メートルにまで成長する。

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