下野薬師寺跡、白梅が開花 見頃は2月中旬

下野新聞
2016年1月29日

 【下野】薬師寺の史跡下野薬師寺跡ふるさと歴史の広場で、白梅の花が咲き始めた。例年より半月から1カ月早く、2月中旬に見頃を迎えそうだ。

 広場は面積約1万平方メートル。同寺が創建された7世紀末ごろは梅が好まれていたことから2001年のオープンの際に白梅50本、紅梅32本の82本が植えられた。ことしは紅梅より早く白梅が開花したという。

 東大寺、筑紫観世音寺(つくしかんぜおんじ)と並ぶ日本三戒壇の一つに数えられている下野薬師寺跡には休日になると全国から観光客が訪れるといい、管理する下野薬師寺歴史館の神戸健二(かんべけんじ)館長(61)は「歴史とロマンと梅を楽しんでもらえれば」と来場を呼び掛けている。3月6日は広場を中心に「第10回下野薬師寺跡史跡まつり」が開かれる。(問)同館0285・47・3121。

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