スカイマーク 那覇直行便 復活へ 茨城空港、4月28日から
茨城空港(小美玉市)の就航便について、民事再生手続き中のスカイマークは21日、那覇(沖縄)への直行便を4月28日から運航すると発表した。茨城-那覇間の直行便は2013年10月末以来2年半ぶりとなる。現在運航中の那覇への経由便と合わせて1日2往復になる。茨城-神戸線の便数が一時的に変動するものの、現行の国内4路線が春以降も維持される。
同社が発表した3月27日から10月29日までの運航ダイヤによると、那覇への直行便は茨城発が4月28日、那覇発が同29日に運航を開始。運航期間は当面、10月末までの半年間で、それ以降は未定という。
運航時間は、茨城発午後7時(那覇着同10時15分)▽那覇発午前7時25分(茨城着同9時55分)で、所要時間は現行の神戸空港経由便と比べて1時間程度短縮される。
茨城-那覇の直行便は2012年7~9月と13年7~10月に夏季限定で運航され、同年秋以降途絶えていた。
那覇への経由便は3月27日以降、茨城発午前8時5分(那覇着午後0時10分)の往路は神戸経由、那覇発午後4時25分(茨城着同8時半)の復路は福岡経由で運航する。
県空港対策課は「那覇への直行便を求める声が多かったので、再開が決まって良かった。時間帯があまり便利ではないが、経由便と組み合わせることで、多様な利用が可能になる」と歓迎した。
茨城-神戸線は2月26日~3月26日の1カ月間、機材繰りなどのため一時的に就航以来最多の1日3往復となるが、3月27日以降は現行と同じ同2往復となる。札幌、福岡両線も同1往復のまま運航を継続する。
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