キャンプ場オープン 道の駅隣接の公園に さくら

2022年9月20日

栃木県さくら市は16日、道の駅きつれがわの南に隣接する荒川水辺公園にキャンプ場をオープンした。

温泉施設運営・コンサルティングなどを行う温泉道場(埼玉県)から市に派遣されている「地域活性化企業人」2人が提案し、市が河川占用の許可を受けた。

1区画8メートル四方で、全10区画を整備した。テントや道具を利用者が持ち込むテントサイト形式。ドッグランや子ども向け滑り台などの遊具も備える。

16、17の両日は、若者や家族連れなど計8組32人が利用した。家族5人で訪れ、最初の利用者となった宇都宮市茂原町、主婦大島郁美(おおしまいくみ)さん(35)は「ネットで探してたまたま見つけました。子どもの遊び場もあり良かった」と満足な様子。

東京都足立区から夫婦で訪れた会社員椎谷智洋(しいやともひろ)さん(51)は「芝生もきれいで柔らかく、ペグも入りやすい。駐車場からキャンプ場までの階段にスロープがあると、荷物を運び込むときに助かりますね」と話していた。

利用は金〜日曜と祝日前日のみ。原則、宿泊で午後1時〜翌日午前11時。予約サイト「なっぷ」で受け付ける。料金は金、日曜が3800円、土曜、祝日前が4800円。(問)道の駅きつれがわ028・686・8180。