開花を手助け 花笠姿で「花摘み」 館林花菖蒲園
上毛新聞
2022年6月14日
ハナショウブの花がらを摘み取る「花摘み」の実演が11日、群馬県館林市尾曳町の館林花菖蒲園で開かれた。そろいの作務衣と花笠を身に着けた館林フラワーレディ4人が「花摘み娘」として登場し、園内を回って手入れした=写真。
花摘みは咲き終えて枯れた花を摘んで二番花の開花を促し、見た目を美しく保つ作業。実演には大勢のカメラマンが撮影に駆けつけ、4人は手入れの傍ら笑顔で応えていた。
笹部友里加さん(22)は「花を摘んでもう一度咲かせるのは初めて知った。貴重な体験ができた」とにこり。佐藤瑞記さん(21)は「花が大きくて紫や白、黄色など色とりどりできれい」とPRした。
市観光協会によると、同園のハナショウブは二番花が咲き始め、19日ごろまで楽しめるという。