地元「ガチャ」が人気 栃木 販売4カ月で5千個超

下野新聞
2022年5月4日

【栃木】市民になじみのローカル企業・スポットをモチーフにしたキーホルダーのカプセル自動販売機「栃木ガチャタマ」が好評だ。販売から約4カ月で5千個以上を売り上げ、4月22日に販売を開始した第3弾も1週間で約千個を売り上げるなど人気を集めている。

栃木ガチャタマは薗部町4丁目の企画デザイン会社「ハチ・ビット」の前橋定尚(まえばしさだなお)社長(48)が、市のイメージアップや活性化につなげようと企画。市にちなんだデザインに仕上げ、昨年12月に第1、2弾計16種類が同時発売された。

会員制交流サイト(SNS)上では「全種類集めたい」「子どもの頃に行っていたお店で懐かしい」などの声が上がっている。前橋社長は「市民が思った以上に地元愛が強い」と驚きの表情を浮かべる。

第3弾は市営コミュニティーバス「ふれあいバス」や旭町の総菜店「かねふくストア」、城内町1丁目と箱森町のラーメン屋「大童」などさらにローカルな9種類をそろえた。中でも、栃木乳業の「栃木コーヒー」は数少ない「激レア」だという。

設置場所は岩下の新生姜(しょうが)ミュージアム(本町)、ヤオハンプラザアイム店(昭和町)など3店舗、肉のふきあげ(吹上町)の5カ所。