ボタン250種1万株満開 大田原
下野新聞
2022年4月30日
【大田原】湯津上の「富士ぼたん園」で赤やピンクのボタン250種1万株が見頃を迎え、園内を彩っている。園主の古森幸一(こもりこういち)さん(86)によると、見頃は5月初めまで。
同園は1992年開園。地元で「富士山」と呼ばれる約3ヘクタールの傾斜地に、ボタンをはじめ、ツツジ5千本やシャクヤクなどが咲き誇る。
28日は、満開になったボタンとツツジの競演に加え、八溝山の新緑との美しいコントラストも来園者を魅了していた。
毎年訪れているという宇都宮市上戸祭2丁目、無職矢古宇利男(やこうとしお)さん(75)は「昨年よりもきれいに咲いていて素晴らしい」と花に見入っていた。
古森さんは「高台から花や景色を一望してほしい」と話している。
開園は5月13日まで。同5日には開園35周年記念の和太鼓演奏会を予定している。午前8時半~午後5時。入園料は大人800円、小学生以下600円。
(問)同園0287・98・3815。