銅色輝く列車運行 鳥居デザイン 茨城・ひたちなか海浜鉄道
茨城新聞
2022年5月2日
ひたちなか海浜鉄道は湊線(勝田-阿字ケ浦駅)に、銅色や阿字ケ浦駅近くの神社の鳥居がデザインされたラッピング列車の運行を始めた。
ラッピング列車のスポンサーは、銅部品を加工製造する同市勝倉の高木製作所。
列車の下半分は同社の主要製品の銅色にし、2カ所ある乗客の乗降口は、銅の接合に使う銀とメッキに使う金に彩られた。
列車には、阿字ケ浦駅近くにある堀出神社と、欲しいものが手に入る「ほしいも神社」、湊線を40年以上無事故で走った車両がご神体で交通安全や長寿の御利益をうたう「ひたちなか開運鐵道神社」の鳥居もデザインされた。いずれも縁起がいいとされる上、観光客に人気のスポットで、市の魅力のPRに貢献する。