申の地上絵 出現 ひたち海浜公園 観覧車から全景

茨城新聞
2015年12月22日

ひたちなか市馬渡の国営ひたち海浜公園に、来年のえと「申(さる)」の巨大な地上絵がお目見えし、家族連れなどが大観覧車で上空から楽しんでいる。

縦約24メートル、横約25メートルの大きさの地上絵は、2匹のサルが抱き合うデザイン。材料は園内の自然素材を活用し、毛並みの部分は、刈り取ったコキア約1500本を使って表現した。輪郭は間伐材を使用し、「2016」の文字、松の枝の図柄は、用意した約1万5千個の松ぼっくりを来園者に敷き詰めてもらう形で完成させた。

地上絵は大観覧車から全景を楽しめる。家族5人で訪れた水戸市の根本勝さん(35)は「表情豊かにできていて感動した」と話した。

展示は来年1月11日まで。同園では期間中「ぽっかぽか冬フェア」を開催している。

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