笠間、Xマス企画 CG映像、壁に投影 「恋人の聖地」光の芸術

茨城新聞
2015年12月18日

笠間市をロマンチックに盛り上げる市主催のイベント「笠間deクリスマスin恋人の聖地」が25日まで、同市下市毛の「笠間の家」を中心に開かれている。新企画として、コンピューター・グラフィックス(CG)の映像を壁などに投影するプロジェクションマッピングを上映。ほかにも恋人たちがテーマの公募イラスト展、市内名所のクイズラリーが楽しめる。

同市は2010年、NPO法人「地域活性化支援センター」(静岡市)により「恋人の聖地」に選定された。同イベントは3年目で、“聖地”を訪れ笠間の魅力を知ってもらおうと、毎年、内容に工夫を凝らしている。

笠間の家は世界的建築家の伊東豊雄さんの出世作ともいえる元アトリエ兼住宅で、現在は市が所有し、カフェギャラリーとして活用。プロジェクションマッピングは館内で、恋人たちの姿が描かれたイラスト約40点の展示と合わせて披露し、クリスマスの彩り豊かな飾りやイラストの入賞作品などを映し出す。

開館時間は午前9時~午後5時。18~20日は「スペシャルナイト」として午後8時まで延長し、先着50人にオリジナルデザインのタンブラーを贈呈、カフェではイベント限定メニューを提供する。21日は休館。

このほか、恋人の聖地のモニュメントが設置されている笠間工芸の丘など、市内8カ所の名所に関するクイズラリーも実施。正解者の中から抽選で同市の特産品が当たる。

市商工観光課は「ロマンチックな笠間を存分に楽しんでほしい」と呼び掛けている。問い合わせは同課(電)0296(77)1101

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