観音菩薩の手刷りの札 善応寺で9日販売
上毛新聞
2021年8月8日
地域の商売繁盛や家門繁栄への願いを込め、善応寺(小川晃龍住職)は9日、群馬県伊勢崎市の同寺で聖観世音菩薩(ぼさつ)がデザインされた手刷りの札を販売する。小川住職は版木を使って、札を1枚ずつ丁寧に刷って準備している=写真。
同寺が祭る観音菩薩の大縁日は8月9日で、この日に参詣すると「四万六千日分」の功徳を得られると伝えられている。「トウモロコシ観音」の愛称で親しまれることから、札にはトウモロコシを持った姿が描かれている。
1枚500円(100枚限定)。同日は江戸時代後期に活躍した画家・金井烏洲(同市出身)などの掛け軸も展示予定。問い合わせは同寺(☎0270-25-0091)へ。(土屋麻里)