大賀ハス紹介、看板寄贈 茨城・古河東RC 古河総合公園に設置

茨城新聞
2021年8月5日

約2千年前の地層からハスの実が発見された古河総合公園(茨城県古河公方公園、古河市鴻巣)の大賀ハスを広く知ってもらおうと、古河東ロータリークラブ(RC、須永恵子会長)が案内看板3基を市に寄贈して公園内に設置した。

看板は、大賀ハスの写真や由来、観賞のポイントなどを説明する2基(縦70センチ、横120センチ)と、公園内の見どころを全体図で紹介する1基(縦41.4センチ、横86.7センチ)。いずれもフルカラー。大賀ハスが花咲くハス池の湖岸2カ所と管理事務所付近に、それぞれ設置した。

公方公園に対する同RCの寄贈は、ケヤキの苗木、ベンチに続き3回目。以前の看板が劣化したことや、憩いの場として親しまれる公園の環境保全の観点から、社会奉仕委員会の活動の一環として寄贈を決めた。

同所で7月30日、寄贈式が開かれた。式にはRC役員や市幹部が出席し、須永会長は「四季を通じて自然豊かな公園を、多くの人に理解してもらいたい。市民の役に立てたら幸いに思う」とあいさつ。針谷力市長は「看板を有効に活用し、ハスを多くの来園者に伝えることで、公園に一層の興味を抱いてもらえるよう努める」と謝辞を述べた。

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