すいすい涼感誘う 佐野で金魚出荷ピーク

下野新聞
2021年7月4日

 佐野市免鳥町の「佐野観賞魚」で金魚の出荷作業が最盛期を迎えている。

 同社は県内を中心に関東、東北地方のホームセンターなどに金魚や熱帯魚を出荷する卸業者。屋内の水槽には定番のリュウキンやオランダのほか、タンチョウや東錦など約150種類が飼育されている。すいすいと泳ぐ様子が涼感を誘い、出荷のピークはお盆まで続く。

 週末のみ小売り販売しており、3日も午後から多くの人が来店。コロナ禍による巣ごもりで人気も高まり、同社でも例年の2割近く売り上げが伸びているという。安良岡恵輔(やすらおかけいすけ)専務(33)は「大変な時期ですが、この機会に金魚の魅力を改めて感じていただければ」と話していた。

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