GW、初の予約制 日立・かみね動物園 感染予防、1時間700人 19日から受け付け

茨城新聞
2021年4月15日

新型コロナウイルスが全国的に再拡大する中、茨城県日立市かみね動物園は、29日からの大型連休中の入園について、事前予約制を導入する。密集、密接を避け、感染防止を徹底するのが狙い。同園が予約制に踏み切るのは初めて。

事前予約が必要なのは29日と5月1~5日の計6日間。午前9時から午後3時まで1時間ごとに区切り、約700人ずつ予約券を発行する。申し込みはインターネットか往復はがきで受け付ける。同園は「滞在は入園から1時間を目安に」と呼び掛けている。

感染拡大防止のため同園は、昨年の緊急事態宣言解除後、混雑時の入園を1時間約500人にする制限を計5日間実施。例年、大型連休は1日の入園者数が7千~9千人に上り、今年も混雑が予想されることから、事前予約制を取り入れる。

ネットは29日分は19日午前9時、5月1~5日分は4月21日午前9時に受け付け開始。1人最大10人分まで予約可能。往復はがきの場合29日分は19日消印、5月1~5日分は4月21日消印から有効で、26日必着分まで。各時間帯とも約700人に達した段階で、ネット、郵送いずれも予約受け付けを締め切る。午後3時以降は予約不要。

近接する駐車場は台数が限られるため、5月2~5日は市立仲町小、宮田小、市役所を臨時駐車場として開設、無料シャトルバスを運行する。問い合わせは同園(電)0294(22)5586

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