ごう音、しぶき、迫力 高萩・花貫ダム 点検放流、初の一般公開
茨城新聞
2021年4月13日
花貫ダム(茨城県高萩市秋山)の点検放流が10日、初めて一般公開された。ピーク時の正午~午後1時半には毎秒16トンの水が花貫川に勢いよく流れ込み、訪れた人たちが写真を撮るなどして楽しんだ。
ダムの点検放流は出水期前にゲート稼働を確認するため、県が年1回ほど実施。今回は、洪水調整やかんがい用水への供給など、ダムの役割に対する理解を促そうと一般公開した。
放流された水は真っ白なしぶきを上げ、ごう音と共に川に流れ込んだ。下流側に隣接する花貫さくら公園から様子を眺めた人たちは、時折水しぶきを浴びながら歓声を上げていた。
ひたちなか市武田の小学1年、吉沢紫苑(しおん)さん(6)は「カメラがぬれちゃった。いい写真が撮れて楽しかった」と話していた。
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