太公望お待ちかね 茨城県内、渓流釣り解禁
茨城新聞
2016年4月1日
茨城県内の渓流釣りが1日、解禁された。放射性物質が基準値を下回り、昨年7月に出荷・販売の自粛要請が解除された北茨城市の花園川水沼ダム上流も3年ぶりの解禁となり、太公望たちがヤマメ釣りを堪能した。
県内水面漁連によると、解禁したのは大北と十王、久慈、那珂4水系の各河川。ヤマメとイワナは9月30日まで採捕可能(いずれも全長15センチ以下はリリース)となる。
花園川は夜明けとともに解禁され、午前5時半ごろから愛好家たちが同市華川町花園の水沼橋や熊倉橋付近などで竿を伸ばした。同8時過ぎから数十カ所で計110キロのヤマメが放流され、イクラなどを餌に25センチ前後の良型を釣り上げていた。
釣り歴30年、北茨城市の吉川幸子さん(50)は「花園川の解禁が待ち遠しかった。とてもうれしい」と話した。
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