手作りブローチ販売 案内スタッフ制作 水戸芸術館
茨城新聞
2020年12月25日
水戸芸術館(水戸市五軒町)は、同館案内スタッフ「ATMフェイス」が作ったオリジナルグッズの販売を、ミュージアム・ショップ「コントルポアン」で始めた。刺しゅう糸やフェルトなどを使った手作りのブローチで、価格は1500円(税込み)。ATMフェイスによる手芸クラブと現代美術家との共同プロジェクトで作られ、手作業のぬくもりを感じる商品になっている。
新型コロナウイルス感染拡大で臨時休館が続いていた時期に、ATMフェイスによる手芸クラブ「ふぇいす・らぼ」所属17人と、刺しゅう作品を発表してきた現代美術家、青山悟さん(47)が手を組み、オンラインで話し合いを重ね、グッズ制作を進めてきた。
助言などをする青山さんは「作り手各自が、いろんな気持ちを作品に込めている。手仕事は人のぬくもりを感じる。その温かさを届けられたら」と話す。今後は刺しゅう入りハンカチやマスク、他人との距離を測るメジャーなどを発売していく予定という。ブローチは同店のほか、同館オンラインショップで購入できる。ショップは午前10時半~午後6時。問い合わせは同店(電)029(227)0492。
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