所蔵絵画、ラベルに 笠間日動美術館 磯蔵酒造と連携

茨城新聞
2016年1月14日

笠間市笠間の笠間日動美術館と同市稲田の磯蔵酒造の連携で、同館所蔵の絵をラベルに印刷した日本酒「稲里純米パレットラベル」が発売された。文化功労者の洋画家、奥谷博さんが日本髪女性の羽子板を描いた色鮮やかな作品を用い、正月らしさを出した。

所蔵品で市の名産品を引き立て地域振興に貢献しようと、同館が始めた2年目の企画で、昨年は他の市内酒蔵と連携。今回は著名画家がパレットに絵を描いた作品のコレクション約350点の中から奥谷さんの作品を選び、本人の快諾を得た。

「稲里純米」は市内産の酒米・ひたち錦を使い、冷やでも燗(かん)でも楽しめるバランスの良さが特徴。720ミリリットル入りで税別1300円。磯蔵酒造で取り扱う。同館は「酒、作品それぞれの魅力をぜひ味わって」と呼び掛けている。

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