水戸芸術館タワー 最上部で白色光 航空障害灯、10月1日から点灯

茨城新聞
2020年10月1日

水戸市は、水戸芸術館(同市五軒町)のタワー(高さ100メートル)最上部に航空障害灯を設置する工事が完了し、10月1日午前10時から点灯させると発表した。障害灯は航空機の視認のためで、上空に向け、白色光を発するLED(発光ダイオード)が24時間、点滅する。

障害灯は航空法で高さ60メートル以上の建築物に設置が義務付けられている。近くにNTTコミュニケーションズ茨城水戸ビル通信鉄塔があったため、1990年の開館時からタワーへの設置が免除されていた。鉄塔撤去に伴い、設置工事が進められていた。

市によると、タワーは同館のシンボルタワーとして建てられ、市制施行100周年を記念して高さ100メートルとされた。正三角形で構成された正四面体を規則的に積み重ねた形態となっており、建築家の磯崎新氏が設計した。新型コロナウイルス感染防止のため、当面、塔展望室の見学は中止になっている。

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