ネットに笠間焼8000点 新型コロナで延期、Web版陶炎祭始まる 29日から販売 出店予定者を救済

茨城新聞
2020年6月28日

 新型コロナウイルスの影響で笠間焼の祭典「笠間の陶炎祭(ひまつり)」が延期されていることを受け、主催者の笠間焼協同組合は、出店を予定している陶芸家や組合員を救済するため、インターネット上に作品販売サイト「かさまうつわ商店」を立ち上げた。「Web版陶炎祭」とも言える取り組みには、約110人の陶芸家らが参加し、日常遣いの器約800種類、約8千点を扱っている。
 
 サイトでは、好みの焼き物を容易に探せるよう、器の種類や作家名のほか、色や大きさ、形、使用するシーンなどの項目が設けられている。また、食洗機や電子レンジの利用の可否についても記されている。28日までは販売ができない内覧会のイメージで、実際に販売ができるのは29日からとなる。
 
 ホームページの制作や掲載作品の撮影など、取り組みの中心となった同組合青年部前部長の森永篤史さん(47)は「ネット上で8千点もの作品を一挙に扱うのは初めて。笠間焼が日本遺産に認定され、海外販路開拓プロジェクトがJAPANブランド事業に選ばれるなど、明るいニュースが続いている。この追い風を生かし、ネット販売事業を成功させたい」と意欲を示す。
 
 かさまうつわ商店は、8月30日まで開設される。
 
 URLは、http://kasamayaki.online