「新しい日常」開始 群馬県内で休業要請解除
上毛新聞
2020年5月31日
新型コロナウイルス感染症対策で、群馬県は30日、県指針に基づく警戒度を3から2に引き下げた。1カ月半ぶりに全業種で休業要請が解除され、カラオケ店や接客を伴う飲食店などが営業を再開した。第2波を警戒しつつ、社会経済活動の制限を緩和する「新しい日常」が始まった。
一方、県境をまたぐ観光は6月19日から徐々に再開される見通しで、観光地の客足は鈍い。まだ休館中の旅館もある伊香保温泉(渋川市)はこの日、観光客はまばら=写真。渋川伊香保温泉観光協会は「再開後に安心して来てもらえるように感染予防の準備を進めておきたい」とした。