疫病退散願い込め 榛東の卯三郎こけし 「アマビエこけし」販売

上毛新聞
2020年5月8日

 新型コロナウイルスの感染終息を願い、群馬県の「卯三郎こけし」(榛東村長岡、岡本有司社長)は、人々を疫病から救うとされる妖怪「アマビエ」をモチーフにした創作こけしを販売している。注文は同社ホームページで受け付けている。

 かわいらしさを追求し、優しくほほ笑んだ表情でアマビエの絵をデフォルメした。全体を温かみある色合いで塗装し、魚のようなうろこは色を重ねてグラデーションを付けた。両手を合わせて疫病退散を願う様子を表現した。高さ7センチ、直径6センチのだるま型で、3080円。当面の間、こけしの工場見学と絵付け体験教室、工場併設の売店の営業は休止する。問い合わせは公式ホームページ(http://www.usaburo.com/)へ。

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