独自技法絵画など19点 那須まちづくり広場 伊藤さん、来月まで作品展

下野新聞
2020年4月27日

【那須】寺子乙の画家・造形作家伊藤七男(いとうななお)さん(66)による作品展「人生を豊かに アートを楽しむ」が豊原丙の那須まちづくり広場で開かれている。廃校舎を活用した同広場の特徴を生かし、廊下などにも独自の絵画技法によるカラフルな作品19点を展示。伊藤さんは「『3密』にならないよう開催しているが、マスクなどの対策を」と呼び掛けた上で「たとえ短い時間でも作品を見て、自分も挑戦したいと感じてもらえたら」と話している。来場者が多い場合は入場制限も行う。5月10日まで。

国内外で作品を発表してきた伊藤さんは3月まで足利短大こども学科教授を務め、美術教育に長く携わってきた。「身近な道具でも活用の仕方で質の高い作品となる。学生たちには工夫する大切さを教えてきた」と話す。

教える過程で考案したのが、パステルを使ったカラフルな転写技法「ナナグラム」。今回の作品展では、この技法を活用した色鮮やかな「アトリエに降る月」「とととと」などを展示している。

赤、青、黄の3原色でさまざまな色を作り出して描いた縦2メートル10センチ、横1メートル10センチのステンドペーパー「6×6×2の絵画」は、光の透過による見え方の違いが味わえる。レリーフ「見よ、聞け、語れ」や「点、面」などの造形作品もある。校庭の鶏小屋では足利短大生が制作した作品も紹介している。

入場無料。午前9時~午後4時。火曜休館。(問)同広場0287・74・3434。

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