桜と菜の花丘一面に 益子小宅古墳群

下野新聞
2020年4月7日

 益子町小宅の県指定文化財「小宅古墳群」で、丘一面の菜の花と桜が咲き競っている。

 古墳群は同所の亀岡八幡宮(はちまんぐう)が所有し、35基の古墳が南北約1キロに点在。八幡宮に隣接した約5ヘクタールに菜の花畑が広がり、約20種類の桜計200本が植えられている。

 青空となった6日、古墳群は菜の花の香りに包まれソメイヨシノが満開となっていた。小型無人機で上空から見ると、黄色とピンク色の花々が里山と鮮やかなコントラストをなしていた。

 亀岡八幡宮の横山仁美(よこやまひとみ)宮司(70)は「(新型コロナの影響で)自宅で過ごしている人たちの気分転換になればいいですね」と話していた。

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