春の日に輝き放つ 野木神社 ニリンソウ見頃

下野新聞
2019年4月1日

 野木町野木の野木神社境内に群生するニリンソウが見頃を迎え、春の日差しの中、白くかれんな無数の花が辺り一面に輝きを放っている。

 一つの茎から二つの花が咲くため、夫婦などに例えられる。海老沼堯(えびぬまたかし)宮司(71)によると、31日現在は五分咲き。この日は昼から日差しが戻り、観光客が次々と訪れた。

 初めて来たという小山市下河原田、無職野原森男(のはらもりお)さん(76)、和子(かずこ)さん(74)夫妻は「きれいですね」と、ニリンソウのようにそっと寄り添いながら見渡していた。

 20日ごろまで楽しめるという。