焼き物充実、楽しむ日本酒 【よるのみや】やまと鮨

下野新聞
2020年2月4日

 新年会も終わり、そろそろ落ち着いた雰囲気の中でお酒と食事を楽しみたい。「美味(おい)しい肴(さかな)」「美味(おい)しいすし」「美味しい酒」を掲げる「やまと鮨(ずし)」ののれんをくぐった。

 今の時季のお勧めは「あんきも」「白子ポン酢」「カキの天ぷら」(各1千円)など。ヒラメやオゴダイなどの刺し身(1千円)も新鮮だ。代表の浄法寺剛(じょうほうじたけし)さん(42)は「魚はほとんど天然のものを使っています。鮮度が自慢です」と胸を張る。

 焼き物も充実しており、銀ダラの西京焼き(1千円)やカニグラタン(850円)が人気。「西京味噌(みそ)もホワイトソースも自家製。こちらを目当てにいらっしゃるお客さまもいます」と浄法寺さん。手間を掛けた優しい味に納得だ。

 お酒は、熱々の「フグのひれ酒」(650円)で体を温め、その後、純米吟醸生酒「酔鯨 吟醸しぼりたて」や純米大吟醸「天鷹 心」など店主が推す日本酒を「飲みくらべ3種」(1200円)で楽しみたい。4日からは、立春の朝に搾った特別限定酒も提供予定で、こちらも今から期待が高まる。

 店はカウンターとテーブル席と個室があり、コース料理も充実。絶品の料理もお店の用途も満足できるだけの幅がある。価格は全て税別。

 【メモ】宇都宮市中今泉2の1の9▽営業時間 午前11時~午後1時半 午後5~11時▽定休日 日曜▽(問)028・634・35

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