磨いた技に驚嘆の拍手 宇都宮出初め式
下野新聞
2020年1月6日
一年の安全を祈願し防火防災意識の高揚を図る新春恒例の「宇都宮市消防出初式」が5日、市中心部で行われ、一斉放水やはしご乗りなどに見物客から大きな拍手が送られた。
宇都宮城址(じょうし)公園では、消防団員による一斉放水訓練が行われ、消防車8台が土塁に向けて一斉に放水した。その後、消防職員や消防団員ら約1600人と消防車両など45台が、市消防音楽隊の演奏に合わせて宇都宮二荒山神社前の大通りを行進した。市バンバ市民広場では、宇都宮消防記念会がはしご乗りを披露。はしごの先端にひざで立つなど、伝統の技を華麗に決め、歓声と拍手が湧き起こった。
家族で見物していた同市横川西小4年小川禅(おがわぜん)君(9)と暖(だん)君(9)は「(はしご乗りは)見ていてドキドキした。技がすごくてびっくりした」と話していた。
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