チーズティーの専門店 ポストタピオカで注目 高崎、11月29日県内初出店

上毛新聞
2019年12月9日

 ホイップ状にしたクリームチーズを茶の上に乗せる「チーズティー」の専門店「FORTUNER tea―box(フォーチュナーティーボックス)」が11月29日、JR高崎駅構内の駅ビル「高崎モントレー」に開業した。東京・原宿などに出店しており、県内は初登場。

 緑茶、ウーロン茶などの青茶、紅茶の中からベースの飲料が選べ、「チーズフォーム」と呼ばれるクリームチーズを食べたり、茶と混ぜて飲んだりする。価格は税別430円から。台湾発祥といわれ、同店の広報担当者は「『ポストタピオカ』として注目の兆しがある」と話す。

 茶葉はそれぞれの茶に3種類ずつあり、日替わりで提供する。茶葉だけの購入もできる。ノンカフェインティーや独自配合のスパイスを入れたチャイも用意し、全てのメニューで冷温両方展開する。タピオカやシロップ漬けマンゴーなどのトッピングや、チーズフォームを乗せないストレートティー(同330円から)もある。

 同店を展開する「FORTUNER JAPAN」(東京都港区、上原尚章社長)は2018年、東京・原宿に1号店を開業。現在は仙台市、川崎市にも出店している。同社は高崎への出店について「認知度向上を見込める」と説明している。