夜空彩る“絆”3万発 宇都宮で花火大会

下野新聞
2019年8月13日

 県都の夏の夜空を彩る2019うつのみや花火大会(NPO法人うつのみや百年花火主催)が10日、宇都宮市道場宿町の鬼怒川河川敷で開かれた。約3万発の花火が競演し、会場を埋め尽くした観客を魅了した。

 今年のテーマは「絆~夜空でつなぐみんなの願い」で、平成から令和へつないだ13回目の大会。400メートルを超すワイドスターマインや市の名物ギョーザの形をした餃子(ぎょーざ)花火、雷が多い街宇都宮を音と光で表現した大迫力の「雷都うつのみや2019」など趣向を凝らした花火が夜空に咲き、来場者から大きな歓声と拍手が沸き起こった。

 家族4人で訪れた同市出身で茨城県古河市、看護師村上貴士(むらかみたかし)さん(32)は「初めて来ました。迫力があり、子どもも喜んでいます」と笑顔で話していた。