城里・生産農家ら庭先カフェ 6月2日 交流促進、地域元気に
古内茶の生産農家ら9軒の庭先で開催される「古内茶庭先カフェ」が6月2日、城里町古内地区で初めて開催される。しろさとネットワーカー等連絡協議会、チャレンジいばらき県民会議、筑波大学学術系渡研究室が主催。「町内外の交流を促進し、地域を元気にしたい」と、当日に向けて準備が進められている。
同カフェは、2013年に日本茶の産地・静岡県大沢地区で始まった「縁側カフェ」がモデル。昨年11月、古内地区の住民を対象としテスト的にカフェを実施するなどし、着々と準備を進めてきた。
同協議会事務局の城里町まちづくり戦略課によると、古内地区は同町の中でも、少子高齢化が進んでいる地区。同課は「地域財産の一つ『古内茶』を有効活用して、町内外で人の交流が生まれ、地域の活性化につながれば」と期待を寄せる。
カフェは、古内茶生産組合(大坪正弘会長)の生産農家4軒と加倉井忍下古内三区区長宅、鯉渕晴人さん宅、「むら工房」、国登録有形文化財の「島家住宅」、「旧根本工業」の9軒でオープンする。
9軒では、新茶のほか、古内茶ピザやパンケーキなどがお茶請けとして用意される。古内茶生産組合副会長の加藤秀仁さん宅では、新茶と「お茶の天ぷら」「まぜご飯」「漬物」を提供予定。加藤さんは、「古内茶は味が濃く、香り高いのが特徴。地域の良さと古内茶の良さを味わってほしい」と話す。
開催時間は午前10時~午後3時。1人1カ所300円。当日は、旧古内小学校でカフェマップを配布する。問い合わせは町まちづくり戦略課(電)029(288)3111。しろさとネットワーカー等連絡協議会代表の高萩さん(電)090(9102)3931。フェイスブック「古内茶庭先カフェ」でも最新情報を掲載中。
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