満開の桜がお出迎え 鹿沼 つつじまつり始まる 寒さ影響、見頃は月末

下野新聞
2019年4月16日

 【鹿沼】「城山つつじまつり」(ふるさとあわのづくり協議会主催)が14日、口粟野の城山公園で始まった。例年より1週間開催時期を早めたが、寒さの影響で、ツツジはつぼみの状態。まつりは29日までだが、山肌一面を赤く染めるピークは月末という。来場者は満開の桜を堪能した。

 昨年は初日の段階で満開だったため、1週間早めたが、同協議会によると今年の開花は例年より1週間前後遅れているという。

 初日は公園内のステージで「山開き」と名付けたオープニングセレモニーを行い、地元の粟野、永野の両保育園児23人による合唱やマリーゴールドなど3種の花苗の配布も行われた。

 来場者はソメイヨシノ、ヤマザクラなどの花見を堪能。子どもたちは大改修を控え、期間中特別に利用できる全長115メートルの滑り台「スカイローラー」を楽しんだ。期間中、土日祝日は遊具などが設営される。

 同協議会の井戸道広(いどみちひろ)会長(74)は「見頃前だが、山を覆うようになる2万株のツツジは素晴らしい。ぜひ足を運んでほしい」と話している。(問)粟野商工会0289・85・2281。