ジャガイモ守るカカシ募集 鹿沼 お礼は「イモ掘り券」

下野新聞
2016年5月28日

 【鹿沼】サルが怖がるかかし急募-。地域おこしに取り組む住民グループ「中入粟野むらづくり推進協議会」は、6月26日に開催する「ジャガイモ祭り」の会場となる畑をサルの被害から守るため、一般から無償でかかしを募ることにした。20体を目安としており、先着20人には「ジャガイモ掘り券」をプレゼントする。

 同協議会は、中粟野の遊の郷直売所のPRと都市住民との交流を目的に毎年6月、同直売所近くの畑で祭りを開催。県内外からのリピーターも多く、昨年は家族連れら約700人がジャガイモ掘りを楽しんだ。

 今年は3月に50アールの畑に肥料まき、植え付けを行い、4月初めに電気柵を設置。培土も行い、順調に育っている。しかし、5月23日にサルに3列ほど掘られ、荒らされた。

地図を開く 近くのニュース