光圀めでた子孫、今も 水戸・六地蔵寺のシダレザクラ
茨城新聞
2019年4月6日
水戸藩2代藩主・徳川光圀がたびたび花見に訪れたという水戸市六反田町の六地蔵寺で、光圀ゆかりのシダレザクラの子孫が満開の花をたたえている。
同寺の栗原邦俊住職によると、このシダレザクラは光圀が絶賛したとされるサクラの子孫に当たり、樹齢は約200年という。左右10メートル以上に枝を張り、地面にこぼれんばかりの花が連なっている。「光圀公が愛したサクラの子孫が今も花を咲かせ、皆さんに見てもらえることがうれしい」と栗原住職。境内にはほかに数十本のサクラがあり、花見は来週中頃まで楽しめるという。
水戸地方気象台は5日、サクラの満開を観測したと発表した。昨年より8日遅く、平年より3日早かった。
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