えごまアイス食べて 石岡商高生が商品開発 1日発売

茨城新聞
2019年3月1日

県立石岡商業高(石岡市東光台)の生徒が、小美玉市山野の「小美玉ふるさと食品公社」と連携して取り組んだ商品開発の「えごまアイス」が完成し、1日から石岡市内のコンビニエンスストアなどで販売される。

商品開発は、同校商業科課題研究の一つ。3年生10人のグループは、健康食品のエゴマを耕作放棄地を活用して栽培している同市八郷地区で、エゴマ油の搾りかすの有効活用が課題だったことに着眼。乳製品を数多く手掛ける同公社に協力を提案し、エゴマを使ったアイスクリーム作りを昨年6月から進めてきた。

同市の6次産業開発・販路開拓事業の助成もあり、パッケージデザインは生徒のアイデアを基に専門業者に依頼した。販売は、同市内のファーミリーマートのほか、八郷温泉ゆりの郷、小美玉市の茨城空港や空のえき そ・ら・らで扱う。価格は200円(税別)。

生徒らは2月25日、今泉文彦石岡市長を訪ね、商品開発を報告。商業系高校生による商品開発の甲子園「商業高校フードグランプリ」を目指す決意も披露した。

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