「大樹」にドリームカー 東武鉄道、4月から ラウンジでゆったり 

下野新聞
2019年1月28日

 東武鉄道(東京都)は4月13日、JR北海道で活躍していた14系客車「オハ14-505(通称・ドリームカー)」1両(48席)を、鬼怒川線で運行するSL・DL「大樹(たいじゅ)」の客車に導入する。

 ドリームカーは夜行急行用車両として1988年、急行「まりも」に採用され2016年、運用廃止になった。座席の間隔が広くゆったりしていて、ラウンジがあるのが特徴だ。

 大樹の客車は3両編成。ドリームカー導入後、大樹運転日について今年は24日間、来年以降は年間約40日間、ドリームカーを中間に連結して運転し、「バラエティー豊かな車両編成」(東武鉄道)とする。

 東武鉄道は「昭和から平成を駆け抜けた夜行急行列車へノスタルジーを感じてもらえる」と説明している。座席指定料金の変更はない。